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おおの内科日記

内視鏡満足度調査2020 経鼻内視鏡

2020年10月21日

こんばんは、院長です。

前回のアンケート調査からほぼ2年経過したので、 今年10月に胃カメラまたは大腸カメラを受けていただいた約200名を対象に、アンケートを実施しました。

今回は胃カメラの結果を掲載します。

胃カメラは当院では苦痛の少ない鼻から入れるタイプの内視鏡を使用しています。

そのため鎮静剤を使用しなかった場合でも、楽だった方が約5割、我慢できる程度だった方まで含めると全体の約9割が、鎮静を使用しなくても無難に検査を終えることができました。口から入れるタイプの太い内視鏡ではこのようにはいきません。一方で、辛い・すごく辛いと感じた方が1割いらっしゃいました。
すごく辛いと感じた方については、病変が見つかったため観察や生検で時間がかかった方たちでした。

鎮静剤を使用した場合、楽だった方が約9割、我慢できる程度だった方まで含めると、全体の9割8分を占めました。
辛いと感じた方が少数いらっしゃいましたが、すごく辛かったという方はいませんでした。

当院では安全面を最も重視しており、鎮静は深い麻酔ではなく、声をかければ目が覚める程度の状態に加減しています。
そのため、現在まで血圧低下、呼吸停止など重篤な合併症を起こされた方は一人もありません。

しなしながら、鎮静剤を使用すると当日運転ができない不便な点がありますので、当院で胃カメラをされる方は、鎮静剤を使用するかどうか、アンケート結果を参考に良くご検討ください。

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