CT・MRI共同利用
CT検査やMRI検査は、どちらも体の中の様子を知ることができる検査です。
当院では、医療検査機器共同利用の制度により、東海中央病院様のCT・MRIを使用させていただいております。
病院では検査のみ受けていただき、検査予約・診察(結果説明)・会計は当院で行います。
検査当日は、予約時間に病院へ到着後、CTであれば10分程度、MRIであれば30分程度でご帰宅いただけます。
CT・MRI共同利用の利点は、以下の通りです。
メリット1
高性能のCT/MRI
病院にあるCT・MRIは高性能・高価格です。
そのため診療所で購入できる性能・価格帯のCT・MRIよりも早期・正確に病気を発見できます。
メリット2
放射線専門医による
画像診断
東海中央病院様で撮影されたCT・MRIはすべて岐阜大学 放射線科の先生方により画像診断が行われます。
そのため、当院院長の専門領域外の部位も高度なレベルで診断していただいております。
メリット3
便利さ・手軽さ
通常CT・MRI検査のために総合病院様に紹介をすると、受付・外来診察・検査・会計があるため、半日~数日にわたり時間がかかってしまいます。
共同利用は、病院では検査を受けるだけなので、CTは10分程度、MRIは30分程度でお帰りいただくことができます。
検査データは当院に送られるため、もし検査の結果に異常があれば、どこでも希望の病院へ画像・報告書付きで紹介させていただくことができます。
CT
CTは「Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)」の略で、X線を使って体内の状態を、体を輪切りにしたような画像で描出する検査方法です。
筒状の機械の中に入り、数十秒~1分ほど横になっている間に撮影が終わります。
脳出血、副鼻腔炎、肺がん、肺炎、胆のう炎、虫垂炎、骨折などの診断に特に有用です。
MRI
MRIは「Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)」の略で、磁気の力で体内の状態を描出できる検査方法です。
自由度が高く、体を縦横あらゆる方向に輪切りにしたような画像や、3次元の立体的な画像を描出できます。
やや狭い筒状の機械の中に入り、15~30分程度かけて撮影します。
検査中は工事現場のような大きな音がするので、耳栓をしていただきます。
磁気を使用するので、ペースメーカーや脳動脈瘤クリップなどが体内にある方は検査を受けられません。
脳梗塞、脳腫瘍、胆のう癌・すい臓癌、婦人科系疾患、椎間板ヘルニアなどの診断に特に有用です。