岐阜県各務原市鵜沼大伊木町2丁目85-1(県道95号線沿線北側)

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- 胃カメラ・大腸カメラ -

胃・大腸カメラ検査のご予約

胃・大腸カメラ検査のご予約はお電話またはメールにて承っております。
不明な点やご質問などがございましたら、「受付窓口」または「お電話」にてお問い合わせください。

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内視鏡検査について

内視鏡検査のイメージ

当院では、食道や胃、十二指腸などを直接観察する上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、大腸の内側を直接観察する下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)による2つの内視鏡検査を行っており、炎症や早期がんなどがあるかどうかを診断します。

なお、両検査とも観察するだけでなく、組織を採取(生検:ごく小さい組織片を摘まみ出して顕微鏡などで詳しく調べること)することができます。また必要であれば簡単な内視鏡治療(ポリープ切除術等)も行うことができます。当院では、なるべく楽に検査を受けていただくことに徹底的にこだわっています。

胃カメラのおおよその検査費用(3割負担の場合)

検査内容 検査費用
胃カメラ検査のみ 4,000~6,000円
胃カメラ+生検 7,000~12,000円
胃カメラ+内視鏡治療 12,000~16,000円

※3割負担の場合で、初診料や薬代などは含みません。
※検査費用は患者さんの状態や処置の内容などによって異なりますので、あくまでも目安に留めてください。

大腸カメラのおおよその検査費用(3割負担の場合)

検査内容 検査費用
検査費用 6,000~7,000円
大腸カメラ+生検 15,000~20,000円
大腸カメラ+内視鏡治療 20,000~30,000円

※3割負担の場合で、初診料や薬代などは含みません。
※検査費用は患者さんの状態や処置の内容などによって異なりますので、あくまでも目安に留めてください。

胃内視鏡(胃カメラ)

胃カメラとは

胃カメラとは、内視鏡(カメラ)を口または鼻から挿入(口であれば直径10mmほどの電子内視鏡)し、先端についている超小型カメラで明るい光を照らしながら、食道、胃、十二指腸の粘膜の表面を検査していきます。この検査により、食道・胃のポリープやがん、炎症などを調べることができます。胃カメラを挿入してから抜くまでにかかる時間はおおよそ3~5分程度です。

胃カメラのおおよその検査費用(3割負担の場合)

検査内容 検査費用
胃カメラ検査のみ 4,000~6,000円
胃カメラ+生検 7,000~12,000円
胃カメラ+内視鏡治療 12,000~16,000円

※3割負担の場合で、初診料や薬代などは含みません。
※検査費用は患者さんの状態や処置の内容などによって異なりますので、あくまでも目安に留めてください。

胃カメラ検査のご予約

胃カメラ検査のご予約はお電話またはメールにて承っております。不明な点やご質問などがございましたら、「受付窓口」または「お電話」にてお問い合わせください。

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胃粘膜の状態でピロリ菌の有無も検査

当院長は内視鏡専門医・指導医でもあり、胃粘膜の状態を見ることで、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)による感染の有無を高い確率で予想することもできます。ピロリ菌は、胃がんの原因の8~9割、胃・十二指腸潰の原因の約5割を占め、また胃部不快感の原因のひとつでもあるので、発見されれば早期に除菌治療を受けることをお勧めします。保険適応の2次除菌までで9割5分の方が治癒しますが、それでも治癒しなかった方にも自費診療での3次除菌に対応しています。また、ペニシリンアレルギーで保険での除菌が出来なかった方や小児のお子様もご相談ください。

ピロリ菌の除菌が終了した後も、一度もピロリ菌に感染したことが無い方と比較すると胃がんの危険性は上回りますので、定期的に胃カメラによる検査を行うことをお勧めします。毎年検査を受けていれば、万が一胃がんが見つかっても、胃カメラで治療できてしまうくらい初期の病変で見つかることが多いです。

経鼻内視鏡検査に対応

鼻から挿入する5.8ミリの極細径の胃カメラ(通常の胃カメラは9~10ミリ)を使用し、多くの方に苦痛なく検査を受けていただけます。当院で採用の最新式の鼻からの胃カメラはハイビジョン画質であり、早期胃がんの発見率に関しては口からの太い胃カメラと変わりません。さらには、鼻からの胃カメラでは嘔吐反射を起こしにくいため、観察中に検査画面がぶれず、嘔吐反射を起こしやすい口からの太い胃カメラよりも詳しい観察が可能な場合があります。さらに、検査中に検査画面を見ていただきながら医師や看護師と会話が可能といった大きなメリットもあります。

鼻が狭くて通らない方、以前鼻からの検査で痛みが強かった方、または血液をサラサラにする薬を内服中で鼻出血の危険が高い方は口から胃カメラを挿入しますが、当院では口から挿入する場合も極細径の胃カメラで検査を行います。そのため、通常の太い胃カメラよりも比較的楽に検査を受けることができます。

当院がなるべく楽な検査にこだわる理由は、胃がんは毎年いつ発生するかわからない病気なので、胃カメラは毎年の定期検査が必要だからです。定期的に検査を受けてなるべく胃がんが小さいうちに発見することが重要です。1度でも胃カメラで辛い思いをしてしまうと、その後検査を2度と受けなくなってしまい、がんが進行してしまう方がいます。辛い検査を1度きり行うよりも、楽な検査を毎年定期的に受けていただきたい、そうした思いから、当院では鼻からの胃カメラ(極細径内視鏡)のみを採用しています。

NBI(狭帯域光観察)に対応

食道がんは、頻度は低いものの非常に進行が早く予後の悪い病気です。従来の通常光では早期での発見は難しいがんでしたが、NBIの登場により、内視鏡的に治療可能なほど早期に発見できるようになりました。特にお酒やタバコが危険因子として知られており、また咽頭がんや喉頭がんの治療を受けられた方も注意が必要です。

当院長は胃カメラの際には必ずNBIで観察しているため、実際に食道がんを早期に発見でき内視鏡で治療を受けていただくことができた方々を経験しております。NBIは食道だけでなく、胃や十二指腸の病変についても、がんを疑うかどうかの診断の補助になります。NBIがあることで、より精度の高い胃カメラを受けていただけます。

検査には炭酸ガスを使用

胃カメラを受けられたことのある方は、検査が終わってからもしばらくの間お腹に張りや痛みを感じ、トイレでたくさんのガスが出るまで苦しんだ様な経験があるかと思います。それは、検査で胃や小腸の中をよく観察するために、空気を胃や小腸の中へ送りこむ必要があるためです。空気は吸収されにくいため、検査後しばらくの間お腹の張りや痛みを感じるわけです。

当院では空気の代わりに、腸から体内へ速やかに吸収され吐息から排出される、炭酸ガスを使用しますので、検査後も腹部の不快感が長く続くことはありません(炭酸ガスにかかる費用は無償で提供しております)。

ご希望の方には鎮静剤を投与

上記の極細径の胃カメラを使用しても、胃の中に空気が入る不快感が辛い方や、のどが敏感で嘔吐反射を起こしてしまう方がおられます。そのような方のために、当院ではご希望する方に対して、検査の際に鎮静薬を使用して苦痛を軽くするように努めます。

鎮静剤を使用された方は、目が覚めるまで検査後院内で1~2時間休憩していただいてからお帰りいただきます。お帰りの際にも多少の眠気が残りますので、自転車やお車の運転はおやめください(付き添いの方に送り迎えを依頼するか、タクシーをご利用ください)。

胃カメラを受けた方がよいとされる方の症状

  • みぞおちの周辺が痛む方
  • 胃の不快感・胸やけ・喉または胸のつかえ感がある方
  • 吐き気・嘔吐・吐血の症状がある方
  • 体重の急激な減少がある方
  • 黒っぽい便が出るようになった方
  • 貧血がある方
  • 胃がん・食道がんになった家族のいる方  など

胃カメラでの検査・診断が有効とされる主な疾患

  • 逆流性食道炎
  • 胃炎(急性、慢性)
  • 胃ポリープ
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 食道がん
  • 食道ポリープ
  • 胃がん   など

胃カメラ検査を受ける際の注意点

検査前日

  • 前日の夕食は、なるべく早めに済ませるようにしてください。
  • アルコールも控えることが好ましいです。
  • 遅くとも午後9時を過ぎたら飲食、服薬をしないようにしてください。

検査当日

  • 検査直前まで水分の制限はありませんが、水・茶またはスポーツドリンク以外はお控えください。
  • リラックスして検査が受けられるよう、ゆったりとした服装でご来院ください。
  • 当日鎮静剤の使用を希望される方は、自転車や自動車の運転はしないでください。

胃カメラ検査の流れ

胃カメラは挿入する場所(鼻か口)によって検査機器も手順も異なります。経鼻内視鏡と経口内視鏡の基本的な流れを紹介していきます。

経鼻内視鏡検査(鼻からの胃カメラ)の流れ

予約

胃内視鏡検査(胃カメラ)の予約を入れます。

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検査当日

1. 問診

鼻からの胃カメラ検査を行うにあたり、リスクが伴わないかをチェックします。

※事前に採血や同意書への記入が行われることがあります。

2. 消泡剤を飲む

胃内を観察しやすくするために消泡剤を飲み、胃の中の泡を消して胃壁をきれいにします。

3. 胃カメラを挿入する方の鼻の穴を選択

鼻翼を片側ずつ押さえて鼻呼吸をし、鼻の通りの良い方を確認して、どちらの鼻から胃カメラを挿入するかを選びます。

4. 両方の鼻腔に局所血管収縮薬を噴霧

局所血管収縮薬を噴霧することで、鼻腔粘膜の血管を収縮させて出血しにくくし、鼻の通りを良くします。

5. 局所麻酔を行う

鼻腔に麻酔薬を注入します。

6. 麻酔薬を塗ったチューブを挿入し、5分間ほど留置

鼻腔の痛みを抑え、胃カメラの通過を滑らかにするためです。

7. 着替え

上着を脱ぎ、ネクタイやベルトを緩めるなど、首やお腹の緊張を解いて、ゆったりとした格好になります。メガネは外さなくて結構です。

8. 検査開始

左側を下にしてベッドで横になり、鼻から胃カメラを挿入します。経鼻では、自由に口が動かせますので、医師らスタッフとの会話が可能です。
※鎮静剤をご希望になる方は、鎮静剤を注射してから検査を行います。

9. 胃の内部などを観察

食道、胃、十二指腸を観察し、必要があれば組織を採取します。

10. 検査終了

一通り観察を終えたら、体内から胃カメラを抜いて、検査は終了。検査時間は、個人差はありますが、3~5分程度です。

11. 結果説明・診察

検査直後にその場で診察を行います。(麻酔を使用された方は目が覚めるまで休んでいただいてからの診察となります。)

経口内視鏡検査(口からの胃カメラ)の流れ

予約

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検査当日

1. 問診

口からの胃カメラ検査を行うにあたり、リスクが伴わないかをチェックします。

※事前に採血や同意書への記入が行われることがあります。

2. 消泡剤を飲む

胃内を観察しやすくするために消泡剤を飲み、胃の中の泡を消して胃壁をきれいにします。

3. 着替え

上着を脱ぎ、メガネや入れ歯等を外します。ネクタイやベルトを緩めるなど、首やお腹の緊張を解いて、ゆったりとした格好になります。

4. 咽頭麻酔を行う

のどに凍らせた麻酔薬を含んでいただき、自然に溶けるまで安静にします。

5. 検査開始

マウスピースをくわえ、左側を下にしてベッドで横になります。そして口から胃カメラを挿入し、検査が始まります。
※鎮静剤をご希望になる方は、鎮静剤を注射してから検査を行います。

6. 胃の内部などを観察

食道、胃、十二指腸を観察し、必要があれば組織を採取します。検査中に口の中で溜まった唾液は、飲み込まずに口の横から流し出してください。

7. 検査終了

一通り観察を終えたら、体内から胃カメラを抜いて、検査は終了です。検査時間は、個人差はありますが、3~5分程度です。

8. 結果説明・診察

検査直後にその場で診察を行います。(麻酔を使用された方は目が覚めるまで休んでいただいてからの診察となります。)

胃カメラ検査後の注意点について

検査後の注意点

  • 鼻からの胃カメラを受けた後は、鼻を強くかまないでください。
  • 検査後、1時間程度は飲食を控えてください。
  • 組織検査を行った方は、お食事は2時間以上たってからにしてください。
  • 検査後2~3日は、アルコールや香辛料などの刺激物は控え、消化の良いものを召し上がるようにしてください。
  • 鎮静剤を希望される方は、自動車やバイク、自転車などを自分で運転してのご来院は控えてください。

大腸内視鏡(大腸カメラ)

大腸カメラとは

大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を観察するために肛門から内視鏡(カメラ)を挿入し、直腸から盲腸までの炎症、ポリープやがん、潰瘍などの病変を調べるのに用いられるのが大腸カメラです。バリウムや大腸CT等の検査では発見困難な大腸の炎症や小さなポリープも診断可能です。

また、大腸に炎症やがんなどの疑わしい部位が見つかった場合は生検のための組織採取をし、ポリープや小さながんであればその場で治療をすることもできます。

検査前には消化管の中をきれいにしておく必要がありますので、下剤を服用していただきます。外来にて、食事内容や下剤の服用方法について説明させていただきます。

大腸カメラのおおよその検査費用(3割負担の場合)

検査内容 検査費用
検査費用 6,000~7,000円
大腸カメラ+生検 15,000~20,000円
大腸カメラ+内視鏡治療 20,000~30,000円

※3割負担の場合で、初診料や薬代などは含みません。
※検査費用は患者さんの状態や処置の内容などによって異なりますので、あくまでも目安に留めてください。

大腸カメラ検査のご予約

大腸カメラ検査のご予約はお電話またはメールにて承っております。不明な点やご質問などがございましたら、「受付窓口」または「お電話」にてお問い合わせください。

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NBI(狭帯域光観察)に対応

大腸のポリープには、大まかに分けて2種類あります。将来がんになる可能性があり治療が必要な腺腫性ポリープと、がんになる可能性が低く治療の必要がない過形成性ポリープです。

ポリープの切除手術の際は、観察のみの場合と比べ、大腸が穿孔(穴が空くこと)する危険が10倍高くなる上、無駄な費用もかかります。そのため、当院では、ポリープがどちらの種類なのかを治療前に診断し、治療の必要なポリープのみ切除するように心がけています。

NBIはこの2種類を見分けるのに非常に有用で、さらには、ポリープがすでに初期のがんになっているかどうかの診断の補助になります。NBIがあることで、より精度の高い大腸カメラを受けていただけます。

スコープガイドシステムに対応

当院で採用している大腸カメラには、内部に特殊な金属コイルが入っており、お腹の中で大腸カメラがどのような形になっているかをモニター画面に映し出す仕組みになっております。

大腸カメラで強い痛みを感じる場合は大抵カメラが強く屈曲している場合で、スコープガイドシステムを備えていることで、カメラの屈曲を初期に把握できるため、検査時の痛みの軽減につながります。また、病変を見つけた場合に、大腸の中でどの辺りにあるのかを正確に把握することができるため、病院への紹介の際に正確な情報を提供することができます。

検査には炭酸ガスを使用

大腸カメラを受けられたことのある方は、検査が終わってからもしばらくの間お腹に張りや痛みを感じ、トイレでたくさんのガスが出るまで苦しんだ様な経験があるかと思います。それは、検査で大腸の中をよく観察するために、空気を腸の中へ送りこむ必要があるためです。送り込んだ空気は小腸にまで入っていくため、お腹の張りや痛みを感じます。

当院では空気の代わりに、腸から体内へ速やかに吸収され吐息から排出される炭酸ガスを使用しますので、検査後も腹部の不快感が長く続くことはありません(炭酸ガスにかかる費用は無償で提供しております)。

ご希望の方には鎮静剤を投与

検査対象である腸内は人体の構造上曲がりくねっており、大腸カメラは肛門から逆向きに入っていくため、検査中は腹痛やハリを訴える方が多くいます。当院では11.8ミリの細い大腸内視鏡を導入し(通常の大腸カメラは13ミリ)、大腸カメラに熟練した医師が行うことで、なるべく楽に検査を受けていただくように努めております。さらにご希望される方には、検査の際に麻酔の注射(鎮静剤)を使用してほとんど痛みを感じずに検査を受けていただけるように努めます。

大腸カメラが大腸の1番奥(盲腸)まで到達してしまえば、その後は痛みを感じることはほとんどありません。奥(盲腸)で到達するのにかかる検査時間については、検査を行う医師や検査を受ける方によって個人差が大きいのですが、当院長の場合、多くの方は2~5分程度です。ただ検査が難しい方(腸が伸びてしまう方や、ひどい癒着がある方)の場合には、10分程度かかる方もいます。

鎮静剤を使用された方は、目が覚めるまで検査後院内で1~2時間休憩していただいてからお帰りいただきます。お帰りの際にも多少の眠気が残りますので、自転車やお車の運転はおやめください(付き添いの方に送り迎えを依頼するか、タクシーをご利用ください)。

最新のポリープ切除治療

近年は、食生活の欧米化により日本でも大腸がんの患者さんが増えてきています。当院長は内視鏡専門医・指導医であり、大腸ポリープなどの病変を見つけた場合、治療が必要かどうか、がんが疑われるかどうかをその場で速やかに判断いたします。切除が必要かつ可能な病変に関してはその場で内視鏡切除(日帰り大腸ポリープ切除手術)を行います。内視鏡切除不可能な進行したがんが疑われた場合には、生検(組織を採取し顕微鏡で調べること)を行うとともに直ちに専門の病院へ紹介いたします。

ポリープは従来、治療時の出血予防のために電気をポリープの根本に通電して焼き切る方法で切除してきました。しかし、皮膚のやけどと同じように、ポリープ切除の際にできた腸のやけどは、時間の経過とともに徐々に傷が深くなり潰瘍をつくるため、治療直後は問題が無くても、2~3日後に出血を起こすことがしばしばありました。

最近の研究で、ポリープは電気を使わずに切除することで、治療時には一時的に出血するものの、帰宅後の出血は逆にほとんど無くなることが分かってきました。この最新の治療法をコールドポリペクトミーと呼びますが、当院では安全性を重視して、コールドポリペクトミーを採用しております(ポリープのサイズによっては電気を使わないと切除できない場合もあります)。

便潜血を指摘されたら大腸カメラを

がんが進行している場合、腹痛や下痢と便秘を繰り返すなどの何らかの症状があらわれることがありますが、早期がんの場合は、胃と同様に無症状の方がほとんどです。健康診断で便潜血を指摘された方は、2%の確率(50人に1人)で大腸がんが見つかると言われており、直ちに大腸カメラによる検査をお勧めします。

また、大腸がんになる以前の大腸ポリープの状態で診断・治療ができれば殆どの大腸がんを予防することが出来ますが、現在日本の大腸がん検診では大腸ポリープを発見することができません。しかし便潜血陽性で大腸カメラを受けた際に、大腸がんが無かった方でも、偶然に大腸ポリープが見つかる方が多くいますので、便潜血が陽性になった方は上記の確率以上に検査を受けるメリットは大きいと思われます。

大腸ポリープがある可能性の高い方

当院長は内視鏡専門医・指導医として、前職在職中に1,000人以上の患者を対象に研究を行い、高齢{45歳以上(2点)、60歳以上(3点)}、アルコール常習飲酒(1点)、男性(1点)の3項目の合計点が、3点で30%の方に、4点で39%の方に、5点で57%の方に大腸がんまたは腺腫性(がん化する可能性のある)大腸ポリープが見つかることを発見しました(*1)。

上記項目に含まれていませんが、ご家族で大腸がんにかかったことがある方がおられる方も危険です。現在の保険制度では大腸がん検診(便潜血)陽性か、便通異常または血便のある方など一部の方しか大腸カメラ検査の保険適用の対象となりませんが、当院では自費診療での大腸カメラ検診も行っております(その場合でも大腸ポリープ切除は保険診療で行えます)ので、是非一度ご相談ください。

*1:PLOSONE|DOI:10.1371/journal.pone.0157269 June10,2016

炎症性腸疾患と過敏性腸症候群

突然トイレに駆け込むほどの便意や腹痛に襲われる症状がある方は、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)や過敏性腸症候群の可能性があります。

いずれの病気も専門家でなければ診断の難しい病気です。炎症性腸疾患は大腸カメラでの特徴的な所見と、生検の結果とを総合して診断します。過敏性腸症候群は大腸カメラで炎症性腸疾患や他の疾患が無いことを確認することが必要です。いずれも生活の質を大きく低下させる症状の出る病気ですが、適切な治療を受けることで多くの方が回復します。特に炎症性腸疾患は、処方薬や生活指導含めて非常に専門性が高いため、消化器内科医の中でも治療に精通した医師は限られています。当院長は、多くの患者を診断し治療した経験がありますので、該当する症状のある方は、我慢せずお早めにご相談ください。

大腸カメラを受けた方がよいとされる方の症状

  • 血便
  • 痔のある方
  • 便通異常(便秘・下痢)
  • 腹痛、腹部膨満感
  • 貧血を指摘されている
  • 急激な体重の減少
  • 便潜血反応で「陽性」と出た
  • 大腸ポリープや大腸がんを治療した経験がある など

大腸カメラでの検査・診断が有効とされる主な疾患

  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • 潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患
  • 大腸憩室症(腸管の内壁の一部が外側に向かって袋状に飛び出した状態)
  • 虚血性腸炎(大腸の血流障害によって大腸粘膜に炎症や潰瘍が生じ、突然の腹痛や下痢、下血をきたす疾患)  など

大腸カメラ検査を受ける際の注意点

検査前日

  • ひじき、わかめ、こんにゃく、きのこ類など繊維質の多い食品、またイチゴやキウイなど種子の多い食品は、検査3日前から控えるようにしてください(詳しくは外来で説明します)。
  • 夕食は午後9時頃までに、消化の良いものを軽めに摂り、早めに就寝しましょう。

検査当日

  • 検査当日は、水・お茶以外は飲まないでください。服用中のお薬は、一部休薬が必要なものがありますので、医師または看護師にご確認ください。
  • 鎮静剤を希望される方は、自動車やバイク、自転車などを自分で運転してのご来院は控えてください。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の流れ

予約

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検査前

大腸をきれいにするために、2リットルほどの下剤を数回に分けて飲んでいただきます。
大腸カメラが全く初めての方は安全のために原則として院内で下剤を内服していただきます(専用個室・専用トイレをご用意します)。検査に慣れた方には自宅で下剤を飲んできていただくこともできます。通常の下剤が苦手でどうしても飲めない方には、少量で済むタイプの下剤をご用意いたします。

下剤の種類(2種類からお選びいただけます)

モビプレップ

本剤1Lを1~1.5時間かけてゆっくりと服用した後、水またはお茶を3杯程度(約500mL)ゆっくり飲用します。ここまでで便が透明にならない場合、続いて、本剤500mLを30~45分かけてゆっくり服用したのち、水またはお茶を1~2杯程度(約250mL)ゆっくり飲用します。
モビプレップ服用中は、飲み合わせが悪く危険ですので、糖分や香料を含んだ飲料水は飲まないでください。
味は、ビタミンCを含んでいるため、濃い梅ジュースのような味です。

ピコプレップ

検査前日の夕食は午後6時頃に済ませ、夕食後1時間以上経ってから150mL服用します。続けて、お茶や透明なソフトドリンクなどを5杯(約1,250mL)以上数時間かけてのみます。検査当日は、検査の4時間前までに150mL服用します。続けて、お茶や透明なソフトドリンクなどを3杯(約750mL)以上1~2時間かけてのみます。モビプレップと比べ、腸管洗浄力は劣りますが、下剤を飲む量としてはかなり少なくて済みます。
味はオレンジジュースのような味です。

検査当日

1. 着替え

更衣室で検査着に着替えていただきます。

2. 検査開始

左側を下にしてベッドに横になり、肛門から内視鏡を挿入して検査を開始します。
※ご希望の方には検査前に鎮静剤を投与(注射)します。

3. 大腸の内部を観察

医師が盲腸から直腸まで、大腸全部を観察します。大腸の一番奥の盲腸までの到達時間は、2~5分程度です。必要な方には、生検やポリープ切除を行います。

4. 検査終了

観察を終えたら、体内から大腸カメラを抜いて、検査終了です。

大腸カメラ検査後の注意点について

検査後の注意点

  • 通常、飲食は検査終了直後から可能です。
  • ポリープ切除術を行った場合、当日の夜は水、茶またはスポーツドリンクのみとしてください。また、当日のお風呂はシャワー程度にし、激しい運動は避けてください。検査翌日から1週間は検査前同様、消化に良い食事を摂ってください。術後当日~10日前後までは後出血する可能性があり、出血された場合は直ちにご連絡ください。
  • 検査終了後、気になる症状がある場合は、すぐに医師にご相談ください。

おおの内科クリニック

住 所
岐阜県各務原市鵜沼大伊木町2丁目85-1(県道95号線沿線北側)
お問い合わせ
(058)370-0090
アクセス
当院は、駐車場(31台)を完備しておりますのでお車でご来院いただけます。公共交通機関でお越しの方は、名鉄またはJR線をご利用ください。
<お車でお越しの方> 駐車場完備(31台)
<公共交通機関でお越しの方>

岐阜方面からお越しの方
名鉄「名電各務原駅」下車またはJR「各務ヶ原駅」下車

愛知方面からお越しの方
名鉄「新鵜沼駅」下車

高山方面からお越しの方
JR「鵜沼駅」下車

※ 各駅からはタクシーをご利用ください(約5分)。
岐阜交通タクシー六軒営業所:
058-382-3221(24時間、年中無休)
各務原市ふれあいタクシー:
0800-200-3333(6:00~18:00、要予約)
日本タクシー各務原営業所(鵜沼朝日町):
058-384-3230(24時間)
名鉄タクシー各務原営業所(鵜沼川崎町):
058-371-0112(24時間)

休診日
土曜午後、木曜、日曜、祝日
診療科目
内科・消化器内科・小児科
診療時間
09:00-12:30
13:30-16:00
16:30-19:00

:初再診、胃カメラ 
:火、金、土 大腸カメラ

:9:00-12:00 胃カメラ 
:12:00-14:00 大腸カメラ

日曜日の胃・大腸カメラ検査について

2018年12月より、毎月1回、日曜日に胃・大腸カメラ検査を受けていただくことが可能になります。予約制となりますので、ご希望の方は事前にお電話またはメールにてご予約ください。不明な点やご質問などがございましたら、「受付窓口」または「お電話」にてお問い合わせください。

日曜日 胃・大腸カメラ実施時間
09:00-12:00胃カメラ
12:00-14:00大腸カメラ

※ 日曜に検査を受けられる場合、「予約診療にかかる選定療養費」として、別途1,000円を申し受けます。